La Fenice wai wai(ラ・フェニーチェ ワイワイ)

表参道骨董通りに入る交差点の右側に
イタリアの旗がはためいている地下にお店があります。

こんなところにイタリアンあったかしら?と思いつつ
リニューアルオープンとのことで入ってみました。

12時半は過ぎてはいましたが、お客さんはまばら。
すれ違いに2組帰られたので
私たちと、後から入ってきた女性2人。
テーブルには赤いクロスがかかり、雰囲気はおしゃれな
ちょっと高級っぽいイタリアンレストラン。

ランチは1100円から3000円弱くらい。
サラダとコーヒーまたは紅茶がついています。

初めてだったので1100円のボンゴレビアンコを頼みました。

シェフの気まぐれサラダはトマト一切れときゅうりがコロコロっと乗ったグリーンサラダで、ドレッシングはごく普通の味。

ほどなくパスタが出てきました。
にんにくが結構効いたパスタは女性好みの細麺です。
でもこれはアルデンテというより芯がかなり残っていて固めです。
これくらいの方が本格イタリアンなのでしょうか。
味もここはという特徴はなく、お皿が温かくないのですぐ冷めてしまい残念。

しかし料理はともかく途中からとても気になることが・・
つい立の横の席だったのですが、その向こうで
シェフと思われる方の鼻歌、そしてオーナーかなと思われる女性と
大きな声で貸切か何かの打ち合わせと思われる内容がガンガン聞こえてきました。
こんなに広くてほとんど空いているのに
どうしてこの席に座らされているのでしょう。。
そしてどうしてお客さんのすぐ横で話を続けている、またはその人を
止める人がいないのでしょう。
よっぽど席を変えてもらおうかと思ったくらいです。

最後にバーカウンターからコーヒーが運ばれてきました。
これもまた味はおいしい!とはいえませんが
カップもあたためていないからか熱くはありません。

そう思って飲んでいる間もずっと話が聞こえるので
とにかく早く出たいと思ってしまいました。

そして思い返せば、お客さんが帰る時に厨房から
”ありがとうございました~!”の声がいくつも聞こえてくるのが
違和感でしたが、内装の雰囲気と違い中身はラーメン屋さんに来たような・・

一連のことは途中まで勘違いかなとか思いすごしかなとか
思おうとしましたが、どうしても最後まで楽しい気持ちにはなれませんでした。

お会計の時に店員さんが
リニューアル記念でとなぜか佐久間のドロップをくれました。
(缶のラベルはお店の名前ですが中身はあの飴です)
そしてなぜか”すみませんでした”と言われたのは
思い過ごしではなかったということでしょう。

表通り沿いはサービスレベルが低いお店が少なくない気がするのですが
せっかくこの表参道にお店を構えているのですから
是非頑張っていただきたいものです。

と、自分にも言い聞かせて・・
お客様の立場に立って、と本当の基本ですが
一番大切なところを絶対に忘れてはいけないと
心に銘じながら短いランチタイムを終えました。
さて、午後もひとつひとつがんばろうっと!

ラ・フェニーチェ ワイワイイタリアン / 表参道駅明治神宮前駅渋谷駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.0